satoshi0409の日記

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毎日、世界を感じてみる #2 アゼルバイジャン共和国

 

 

国旗はこんな感じです!

 「アゼルバイジャン 国旗 フリー画像」の画像検索結果

(フリー画像より)

イスラム圏の国旗によく使われている、星と月がありますね!

場所はここです!

アゼルバイジャン共和国地図

出典:外務省: [ODA] 広報・資料 ODAメールマガジン 第103号(アゼルバイジャン)

 

 

 

アゼルバイジャンの詳細を書いていきます!

首都:バクー

国花:なし

国鳥:オジワロシ

母語アゼルバイジャン

国教:イスラーム

国土面積:約86600㎢(北海道とほぼ同じ面積)

人口:約987万人(神奈川県の人口と大体同じ)

通貨:アゼルバイジャン・マナト(「日本」と同じ感じです)(1マナト=63.3294JPY)

 

漢字で書くと…亜塞爾拝然(アゼルバイジャンって読めそうですね!)

 

アゼルバイジャンは、隣国アルメニアを挟んで西のほうに飛び地であるナヒチェヴァン自治共和国があります。飛び地としてはかなり大きいですね!

 

アゼルバイジャンアゼルバイジャン人が多数を占めていますが、カナダのケベック州のように隣国アルメニア人が多数居住するナゴルノ・カラバフ地方は、事実上独立した状態になっています。

 

 

~歴史~

 

紀元前から西暦にかわるころには、アゼルバイジャン人の祖先と見れられるアルバニアの国家が作られていました。

 

イスラームの開祖ムハンマドが神の啓示を受けた7世紀にアラブの支配下にはいったのですが、ゾロアスター教と呼ばれるその地域に古くからある宗教を信仰する人が多く、あまりイスラームに改宗する人は少なかったようです。

 

その後、トルコからロシアまで広い範囲を遊牧するオグズ・テュルク系遊牧民が進出してイスラーム化が進みました。

 

その後、チンギス・ハーンが率いるモンゴル帝国に占領されたあと、イルハン国という国に支配され、やがて滅亡した後この地域を支配する勢力は現れなくなりました。

 

17世紀にサファヴィー朝と呼ばれる王朝が起こり、イスラームの宗派であるシーア派に改宗した結果、アゼリー人という民族が形成されていきました。

 

その後、1804年に始まった二回のロシア・ペルシア戦争講和条約によりアゼルバイジャンの大部分がロシア帝国領に編入されました。

 

そのロシアの統治下でアゼリー人の民族意識が高まり、1918年の十月革命(ロシア革命中の一つ)の混乱の中、アゼルバイジャン民主共和国を打ち立てることに成功したのですが、イギリス軍に占領され赤軍がバクーに侵攻。ソビエト政権が成立しました。その後アゼルバイジャンソビエト社会主義共和国としてソビエト連邦を構成する共和国の一つとなりました。

kotobank.jp

引用:コトバンクより

 

その後、1989年に共和国主権宣言の後に1991年に共和国に国名変更。8月30日にアゼルバイジャン共和国の独立が宣言されました。

 

1991年の暮れにCIS(独立国家共同体)に参加し、ソ連の解体ののち晴れて独立国家となりました。

 


~政治~

 

共産党トップだったヘイダル・アリエフが1993年以来、2003年に健康不安を理由に引退するまで約20年にわたって大統領を務める独裁政権をしいたあと、長男のイルハム・アリエフが後継者に指名され大統領選挙に勝利し、2016年に憲法を改正。大統領の任期が5年から7年に延長されたほか、2017年に妻であるメフリバン・アリエバが副大統領に任命されています。

 

このイルハム・アリエフ大統領は調べてみるとマフィアのボスだったようで、妻に関しては政治経験が全くないようです。

 

アゼルバイジャンは汚職や政治の腐敗、人権侵害や反対派の粛清など国際的な批判が高まっている国でもあります。とんでもない国ですね。

 

 

~軍事~

陸・海・空軍と沿岸警備隊・国境警備隊があります。

 

 

~経済~

 

アゼルバイジャンの通貨であるマナトが対米ドルで急落していて、通貨の価値がどんどん低くなっています。

 

バクー油田など豊富な天然資源をもとにアゼルバイジャンの経済を支えています。

 

ただ欧米による原油開発の結果、そのほかの産業を支える人々との経済格差がひどくなり、IDPと呼ばれる国内避難民も多く抱えることになり、石油が出ているからと言って豊かな生活を送っているとは言えません。

 

 

いかがだったでしょうか?中央アジアの旧ソビエト連邦から独立した国々は独裁政権が多いです。石油が出ていても人々の暮らしは豊かではなく、政治の腐敗はすすみ貧富の格差が広がっています。

 

世界の文化を知り、世界の人々と向き合っていくことも私たちにとって重要なことではないでしょうか。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

次回→アイルランド(飛ばしちゃいました…すみません汗)

 

参考:アゼルバイジャン - Wikipedia